《婚活コラム》何が違う？婚活疲れする人、しない人

婚活をしていると思い通りに事が運ばないことも多々あります。

・お見合いが組めない

・お見合いをしてもお断りされてしまうことが多い

・交際に入っても長くお付き合いできる人がいない

上手くいかないことが続くと「自分は結婚に向いていないのではないか」「もう婚活自体やめてしまおうか」とネガティブな気持ちがどんどん沸き上がってきて疲弊してしまい、いわゆる 婚活疲れ の状態になってしまうこともあるでしょう。実際「婚活を一度お休みします」と休会される方もいます。

一方で、婚活中にほとんどネガティブな感情なく、前向きに婚活を進めてご成婚になる方もいます。

同じように婚活をしているようでも、前者と後者では本人のメンタルも、また婚活の結果も違ってきます。

両者の違いはどこにあるのでしょう？

婚活を始める時、

・結婚後、どんな生活をしたいか【どこに住むか、仕事は今のまま続けるのか、子供は欲しいか、など】

・どんな人と結婚したいのか【希望する結婚生活を一緒にできるのはどんな相手か】

を明確にする必要があります。そうでないと、どんな人にお見合いを申し込めばいいのか、お見合いを申し込んでくれた人の中から誰と会えばいいのかが曖昧になってしまいます。

曖昧な状況は先行きが見えずらく無意識のうちに自分のメンタルに負担をかけてしまう可能性が高いです。婚活に限らず、始める前に計画をしっかりと立てることで、その時々の状況を冷静に見ることができたり、上手くいっていない時にどうやって軌道修正すればいいかを落ち着いて考えたりすることができます。

また結婚相談所の婚活はダラダラと長く続けるものではありません。出来れば「1年以内に結婚する」など目標期間も決めておきましょう。目標を決めずになんとなく続けていると、段々と生活の中での婚活の優先順位が下がってきてしまいます。

積極的にお相手探しをしない…お見合いを何か月もしない…そんな状態では「婚活をしている」とは言えませんし、当然結婚が決まるはずがありません。決まらない婚活を長く続けていても「結婚ができない」という事実に疲れてしまいます。結婚相談所の婚活はスピードも重要。短期集中のつもりでしっかりプランを立てて婚活に臨みましょう。

お見合いやデートで相手が自分の予想と反する行動をとった時、たった一回の事で「信じられない！」「普通こうじゃない？」とまるで火山が噴火したかのように憤ってしまう人がいます。

たしかに結婚相談所で婚活に励む人の中には恋愛経験があまりない人や異性とのコミュニケーションに慣れていない人も多いので、ちょっとおかしな行動をとってしまう人も少なくはありません。

ただ、何でもかんでも相手が自分の思い通り、期待通りに動いてくれるなんていうことも絶対にありません。これは何年、何十年一緒に過ごしてる夫婦であっても同じです。大人になるまで違う環境で過ごしてきた他人同士、当然お互いが歩み寄らないと結婚生活を送ることは不可能です。

自分の思い通りにいかないことに対して「理想の相手だと思ったのに…」「今回こそと期待していたのに…」と文句ばかり並べることも婚活疲れに繋がります。

婚活疲れをしない人は、相手と自分をきちんと切り離して考えます。受け入れられないことを我慢するのではなく、相手が想定外の行動をとった時「こういう人もいるんだな」「この人にとってはこれが普通なんだな」と、余裕を持って捉えます。そして、その部分は自分が歩み寄ったり、相手と話し合ってお互いの妥協点を探せるのか、そうでないのかを選択し、歩み寄れないならお別れをしてまた新しくお相手探しをする…シンプルな方がストレスをためずスムーズに婚活を進めることが出来るのです。

今は出会いを目的としたアプリや、情報だけ提供して個別のサポート等は行わない結婚相談所もあり、自分一人で婚活を頑張っている人も多いです。ただ婚活に行き詰ったときや一人ではどうにもできない悩みが生まれた時に相談相手がいないと精神的に辛いものがあります。とは言え、婚活をしていることを周りに言いたくないという人や、話はしても本気で相談できる相手がいないという人も多いです。

婚活において気を遣わずに何でも相談できる相手がいることは自身の精神状態を大きく左右します。相談するのが特別大きな悩みでなくてもいいのです。

・どうでもいい相談

・誰かに聞いてほしい惚気

・婚活をしている中での気づき

・ちょっとした愚痴

こういった日々増えていく小さい話を吐き出せる相手がいることで婚活中のメンタルは大きく変わってきます。婚活でも何でも、自分の心身が健康でなければ出来ません。

結婚相談所でも積極的に仲人と連絡を取り合い、デートの報告や自分の心境を話す人はやはりいつも前向きで婚活もスムーズに進めている人がほとんどです。気兼ねなく婚活について相談できる人を持ち、色々なことを話して自分の心を開放することは、婚活疲れを上手に避けながら婚活を進めるコツと言えるかもしれません。

婚活疲れをしない人はきちんと婚活プランを立てて、柔軟な視野と心を持って婚活を進めています。また自分の心境を素直に話すことができる相談相手がいることもストレスをためずに婚活をするために必要なこと。

目の前の物事だけを狭い視野で見て、ひとりで抱えこんでいると、精神的にも辛く婚活もなかなか上手くいきません。婚活疲れしているかも…という人も、今回ご紹介したことを見直して前向きな婚活ができるように切り替えていきましょう。